11月25日(日本時間25日)、アトランタ・ホークスへの移籍が決まったボグダン・ボグダノビッチが、昨季までプレイしたサクラメント・キングスのファンに感謝の言葉を贈った。 今オフにキングスから制限付きFA(フリーエージェント)になったボグダノビッチは、ホークスが提示した4年7200万ドル(約75億2000万円)と言われているオファーシートにサイン。キングスは48時間以内にホークスの提示額にマッチすればボグダノビッチを引き止めることができたが結果的にそれを行わず、ボグダノビッチのホークス移籍が確定した。 18歳だった2010年にヨーロッパでプロキャリアをスタートさせ、2017年にキングスでNBAデビューを飾ったセルビア出身のボグダノビッチ。これまでの3シーズンを支えてくれたチームとサクラメントのファンに向けて、以下のようなメッセージを自身のツイッターに投稿している。 「NBAキャリアをスタートした時に、愛情を持って僕を受け入れてくれたサクラメント・キングスに感謝しています。自分らしく、夢を追う機会を与えてくれてありがとう! そして暖かく迎え入れ、常にサポートしてくれたファンとサクラメントの街にも感謝しています。ここで出会ったすべての友人、チームメイト、そして最高のファンのことを、私はきっと恋しく思うでしょう。ありがとう。あなたたちのボギーより」 ボグダノビッチは、キングスでの3シーズンで通算平均13.5得点、3.2リバウンド、3.5アシスト、1.0スティール、3ポイント成功率37.4%を記録。昨シーズンは平均得点で自己ベストを(15.1)更新し、3ポイント成功数ではリーグ10位(189本)に入った。 コート上のどこからでもシュートを決めることができるトレイ・ヤングを擁するホークスは、スポットアップシューターとしてだけでなく、ボールハンドラーとしても機能するボグダノビッチを獲得したことで、リーグトップクラスのオフェンス能力を持つバックコートを手に入れた。 昨季20勝47敗でイースタン・カンファレンス14位と苦戦したホークスは、ボグダノビッチ以外にもダニーロ・ガリナーリ、ラジョン・ロンドらを今オフに獲得。4シーズンぶりのプレイオフ出場を狙い、着々と準備を整えている。