ジャバリ・パーカーがキングス残留へ 契約最終年のプレイヤーオプションを行使

サクラメント・キングスのジャバリ・パーカーが、契約最終年にあたる2020-21シーズンの推定650万ドル(約6億7000万円)のプレイヤーオプションを行使して、チームに残留することを決めた。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。 2014年のNBAドラフトで、アンドリュー・ウィギンズ(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)らと並ぶ注目選手として騒がれた名門デューク大学出身のパーカーは、その年の1巡目全体2位でミルウォーキー・バックスに入団。その後は、シカゴ・ブルズ、ワシントン・ウィザーズ、アトランタ・ホークスと渡り歩き、今年2月にキングスにトレードされた。 高い得点力を期待されてNBA入りしたパーカーだが、ルーキーイヤーの12月と、3年目の2016-17シーズンの2月に左膝前十字靭帯断裂という重傷を負って長期離脱を余儀なくされる。6年のキャリアで50試合以上出場したのは2015-16シーズンの76試合、2016-17シーズンの51試合、2018-19シーズンの64試合の3シーズンしかなく、まだ本来のポテンシャルを発揮できずにいる。 それでもキャリア通算285試合で平均14.9得点、5.7リバウンド、2.7アシストという数字を残しており、年齢もまだ25歳と若い。課題である3ポイントシュートの精度(通算成功率32.4%)と、ディフェンスの意識を高めることができれば、今後さらに成長する可能性も秘めている。

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