「NBA Rakuten」は、NBA Rakutenファミリーが選ぶ2019-20シーズン ベストゲーム第2弾を実施する。2019-20シーズンの再開以降の試合のなかから5試合ずつセレクト、それら試合を1週間限定で無料公開する。Vol.2は、Bリーグ 京都ハンナリーズの松井啓十郎選手、ハリー杉山さん、北原憲彦さん、上鈴木兄弟が、それぞれ思い思いの名勝負を選出した。 ※無料視聴は11月24日(火)12時まで。
1勝3敗とヒートは負けたら終わりの状況、レイカーズも全勝のマンバユニを着て優勝を決めようとした大事な一戦。バトラーがチームを引っ張れば、ダンカン・ロビンソンも3ポイントを何本も決めて第6戦に持ち込んだ。
第8シードを勝ち取ってプレイオフ進出をしたブレイザーズの相手は、トップシードのレイカーズ。バブル内のMVPに輝いたリラードは、このゲームでも”デイム・タイム”が発動! 接戦でゲーム1を勝ち切った。レブロンとカーメロのプレイオフでのマッチアップも見どころ。
2勝1敗とリードするヒートと、この試合を勝ってイーブンにしたいセルティックスの戦い。前半0得点に終わったテイタムが、後半で巻き返す。ただ、この試合はルーキーのヒーローが37得点と爆発。新人がプレイオフで挙げた得点としては、あのマジック・ジョンソンに次ぐもの。非常に見ごたえのある試合。
勝った方がカンファレンス準決勝に進める究極の1試合は、最後の最後までわからない大接戦。ウェストブルックとクリス・ポールは、双方ともに古巣には絶対負けたくない気持ちがあった。ポールはこの試合でトリプルダブル。不調だったハーデンだが、最後は素晴らしいブロックで試合を決めた。
バブルで全勝同士の対決。サンズのブッカーとペイサーズのウォーレンが、どのようにチームを勝利に導くか。ブッカーの華麗で無駄な動きがないシュートを見て勉強するもよし。ウォーレンみたいな力強いドライブやリバウンドを見てパワフルにプレイするもよし。このバブル内で一番評価を得た2人に注目!
ブッカー様、ご馳走様でした。バブルで規格外の強さを見せたサンズの3戦目は、当時大本命だったクリッパーズとの一戦。 両チームともに115点でタイ。ルビオがフローターを外してもクリッパーズがリバウンドをロス。ボールはブッカーへ。オフェンスをリセット、左へドライブ。PGがガードし、レナードもヘルプ。ブッカーが放ったボールは、リーグ屈指のディフェンダー2人の上を通り越し、リングに吸い込まれるようにスウィッシュ。やばす。
ポルジンギスの不在で万事休すと思われたマブズ。ドンチッチも左足首を負傷するなど満身創痍でボロボロのはず。もうゲームオーバーと思いきや……ドンチッチマジックに世界がかかることに。なんと、132-133から奇跡のステップバックスリー! 43点、17リバウンド、13アシストという恐ろしいトリプルダブル。ドンチッチがスーパースターに昇格し、リーグを代表するプレイヤー確定の判子を押した試合でした。
追い込まれたラプターズは101-103で残り数秒の場面、スローインのボール持ったのはラウリーだった。バンブリートがファーストオプションでラウリーに向かうも、テイタムがべったりついている。ガソルがペイントへとドライブするが、今度はジェイレン・ブラウンもマークを徹底。ロブは不可能。しかしファーサイドのアヌノビーはフリー。ラウリーの見事なロングパスを冷静にキャッチ&シュート……。数ミリの世界でブロック回避&スウィッシュ!
バトラーの哲学が他の選手たちにも浸透し、マイアミイズムが炸裂したゲーム。そしてタイラー・ヒーロー。2019ドラフト13位、え、この人オールスターレベルですが? キャリアハイの37点(14/21)、3ポイントは5/10。自信しかない、恐怖など彼の辞書にはない。そしてマイアミはネバーセイダイなハードワークで、彼とダンカンが3ポイントを打つスペースを作る。 そこにクラウダーやドラギッチ、ハズレムの言葉が一番エキサイティングなチームの原動力となる。来年もこの軍団は怖い。
Game 7。スポーツで最も美しい2つの言葉。サンダーは負けた。負けてもこのシリーズを通して、アメリカ中が1人の青年の名前を知ることになる。ルー・ドート。戦車のような体を持つ彼はドラフトもされず、Gリーグで挫折を経験。いわゆるNOBODY、誰も知らない人だった。しかしルーキーとは思えない鬼のディフェンスを披露した。第5戦の悪夢から復活し、ハーデンがサンダー時代に作った記録だけではなく、レブロン、コービーと肩を並べるパフォーマンスを見せた。第7戦、21歳以下で25点以上は2人のレジェンドだけ。この日ドートは30点。最後はハーデンのブロックによって今季がTHE ENDしても、近い将来、彼は我々ファンを必ずドートランドへと連れていくだろう!
この日40得点でトリプルダブルのバトラーとレブロンの終盤対決は、ファイナル最大の見せ場。
このゲーム、ナゲッツは間違いなく勝利を手に入れたと確信したに違いない。しかし最後、デイビスのクラッチ3でレイカーズが劇的な勝利。
注目の対戦は一進一退のシーソーゲーム。試合終盤、この試合好調テイタムがクラッチウィンのダンクショットを狙うが、アデバヨのクラッチブロックで試合を決められる。
プレイオフでアップセットを繰り返してきたナゲッツの、集大成ともいうべきゲーム。クリッパーズはまさかの衝撃的敗戦。
レギュラーシーズン再開後、見事な復活を見せ、ぎりぎりでプレイオフ出場を決めたブレイザーズ。リラードを中心に繰り広げられた、劇的な快進撃の集大成となるゲームです。
シーディングゲーム8連勝で沸かせたサンズの2勝目。エースのブッカーがポール・ジョージとカワイ・レナードをかわし、ブザービーターを決めて勝利! この後プレイオフで下馬評通りの戦いができなかったクリッパーズに、少なからず影響を与えた試合だと思います。
結果、惜しくもプレイオフに進めなかったヤング・グリズリーズにとってシーディングゲームでの痛い敗戦。 一方のスパーズは、この試合を勝ちきって23年連続PO出場を目指したが、次戦からの2連敗が響いて万事休す。西のPO最後の椅子を争う大混戦のなかで、分岐点となったであろう試合。
第1、2戦の敗戦からもうヒートに勝ち目はないかも、と思って迎えた第3戦。プレイオフでも決して目を見張る活躍をしてこなかったジミー・バトラーがメタモルフォーゼした試合です。見る者の心を鷲掴みにする奮闘ぶりは、後世に語り継がれるべきもの。タイラー・ヒーラーのドヤ顔も! ありがとう、バトラー&ヒート!
シーソーゲームから第4Qにボストンが最大14点差をつけるも、徐々に追いつかれる。 残り0秒でテイタムが選んだプルアップ3が外れ延長へ。「てらこやNBA」でも言及されましたが、同点のあの場面でのプルアップ3、その選択は正しかったのか? どちらが勝ってもおかしくないシリーズだっただけに残念。セルティックス対レイカーズのファイナル見たかったなぁ。
再開が決まり、シーディングゲーム前に実施された練習試合初戦。ナゲッツはまさかのPGヨキッチ、SGグラント、SFボル・ボル、PFミルサップ、Cプラムリーの「ビッグボール」布陣! スモールボールが席巻する近年の潮流をあざ笑うかのような超巨大ラインナップに、ワクワクが止まりませんでした。結局これ以降使われることはありませんでしたが、来シーズンに期待!
リラードがキャリア最多タイとなる61得点と大爆発。第4クォーターだけで22得点! 同じシーズンに3度の60得点超えを達成したのは、あのチェンバレン以来でNBA史上2人目の快挙。 対するマブズも好調で、ドンチッチが25得点、10アシスト、8リバウンド、ポルジンギスは36点。オフェンスがぶつかり合う、観ていて気持ち良い試合でした!
シーディングゲームでグリズリーズとの3.5ゲーム差をひっくり返し、8位に滑り込んだブレイザーズ。シーディングで平均37.6点と好調のリラードと新人王モラントのぶつかり合い! 接戦の終盤を制したのは、背中の怪我を押して出場していたマッカラムのビッグショットとカーメロ・アンソニーのダメ押し3ポイント!
再開後のシーズンは絶好調で、勢いそのままにプレイオフへ滑り込んだブレイザーズ。 第4クォーター残り約3分、リラードの「ロゴスリー」が発動。その勢いのまま西の勝率1位レイカーズを撃破! 敗れたレイカーズも、レブロンが23点、17リバウンド、15アシストと圧倒的な成績。エースがぶつかり合う好ゲームでした。
ドノバン・ミッチェルが51点、ジャマール・マレーが50点と、2人の若きエースが大爆発したゲーム。プレイオフの試合で両チームから45得点以上を挙げた選手が出るのはNBA史上初、とのこと。2人が“スター”から一歩抜け出し、ともに“スーパースター”への道を歩みだした歴史的な好シリーズでした。
シリーズ第4戦。マブスのドンチッチが40点、15リバウンド、10アシストと凄まじいトリプルダブルを達成! オーバータイムにもつれた試合を制したのも、やはりドンチッチ。ステップバック×3ポイント×逆転×ブザービーターという、NBAの面白さが全て詰まった超絶プレイでした!