ニューオーリンズ・ペリカンズは、ベテランガードのドリュー・ホリデーのトレードを考慮しているようだ。11月4日(日本時間5日)に『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が以下のように伝えている。 「ニューオーリンズ・ペリカンズは、ドリュー・ホリデーのトレードについて議論しており、複数のコンテンダーが獲得に興味を示している」 この一報を受け、『NBC Sports』のカート・ヘリン記者は、過去にホリデー獲得に動いたとされるデンバー・ナゲッツやマイアミ・ヒート、ケビン・デュラントとカイリー・アービングに次ぐ3人目のスター選手を狙うブルックリン・ネッツ、新たなプレイメーカーを探すミルウォーキー・バックスとロサンゼルス・クリッパーズといった強豪チームが積極的にトレードに動くだろうと主張。そのほかにも、ホリデーが上手くフィットするチームとして、2019-20シーズンを制したロサンゼルス・レイカーズ、ダラス・マーベリックス、ミネソタ・ティンバーウルブズらを挙げた。 UCLAから2009年のNBAドラフト1巡目全体17位指名でフィラデルフィア・76ersに入団し、2013年にペリカンズに移籍したホリデーは、ポイントガードとシューティングガードに対応できるサイズ(身長193cm)とスピードを兼備。オールスターゲーム出場は2013年の1度しかないが、攻守でリーグトップクラスの実力を誇り、昨季は61試合で平均19.1得点、4.8リバウンド、6.7アシスト、1.6スティールを記録するなど、リーダーとして若手の多いペリカンズを牽引した。 ホリデーは2017年にペリカンズと5年総額1億2600万ドル(約131億円)の契約を締結。2020-21シーズンのサラリーは推定2600万ドル(約27億円)で、最終年の2021-22シーズンはプレイヤーオプションとなっている。 現在30歳とキャリアの絶頂期にあり、様々な役割をこなせるホリデーを欲しがるチームは多いと予想されるが、果たして移籍はあるのか。