マイケル・ジョーダン、コーチの道に進まなかった理由を告白 「我慢できない性分」「闘争心が強すぎる」

マイケル・ジョーダンはシカゴ・ブルズ時代に2度の3連覇を果たすなど、NBAレジェンドとしての地位を確立したが、現役引退後は指導者の道には進まず、シャーロット・ホーネッツのオーナーとしてリーグに関わることを選んだ。 ファンとしては、“神様”と呼ばれたジョーダンが指導者としてどのようなチームを作るのか、というのは大いに興味があるところだが、ジョーダン本人にはまったくその気はないようだ。 10月15日に公開された、葉巻の専門誌『Cigar Aficionando』のマービン・R・シャンケン記者とのロングインタビュー動画(取材は2017年)の中で、ジョーダンはこのように語っている。 「私は我慢できない性分だから、コーチには向いていないんだ。闘争心が強すぎて、昨今の選手を見る目や、試合の中で見るポイントや、試合に求める内容がかなり特殊なんだ。指導する選手に対して、私は自分が現役時代にやっていたのと同じような感覚で試合に臨むことを要求するが、それは若い選手にとっては耐えられないレベルだろう。そして、もしその選手が私の要求通りにできなかったら、もちろん私は怒る。私は、それに耐えられるだけの忍耐力を持っていない。だから、感情の面から考えると、私は本質的にコーチには向いていないんだ。私は、昨今の若者とはまったく違う考え方を持っているんだ」 ジョーダンが活躍した1980年代から90年代のNBAは、厳しいディフェンスや激しい身体接触が当たり前だったため、「コート上の格闘技」とまで呼ばれていた。そんな時代に6度も優勝を果たしたジョーダンは、その当時でも突出した闘争心を持っており、彼の負けん気の強さにまつわる数多くのエピソードが今でも伝説として語り継がれている。 オーナーとなった今でも、練習中に挑発してきた若手選手を1対1で圧倒して黙らせるジョーダンは、指導者としてではなく、自分の存在そのものによって後進に影響を与えることのほうが向いているのかもしれない。

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