解説者のジェフ・バン・ガンディーがHC復帰を熱望していると報道 過去にニックスとロケッツを指揮

現在、ディズニーグループ傘下の『ESPN』と『ABC』でNBAの解説を務めているジェフ・バン・ガンディーが、ヘッドコーチとして現場復帰することに意欲を示しているようだ。バン・ガンディーと同じ『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者が伝えている。 ウィンドホースト記者は10月8日(日本時間9日)に、自身のポッドキャスト番組でバン・ガンディーについて以下のように語っている。 「彼は私の同僚だ。彼はコーチの職場に本当に戻りたがっている。彼はコーチングキャリアを復活させようとしており、そして自宅はヒューストンにある」

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ウィンドホースト記者は、バンガンディーが指揮官として復活する場合、率いるチームは、先月マイク・ダントーニが退任したヒューストン・ロケッツになることが有力だと説明。番組にゲスト出演したティム・マクマホン記者も、「(ロケッツは)リスクも考慮しているが、バン・ガンディーが最有力候補だと思う」とその意見に同調した。 ロサンゼルス・クリッパーズのタロン・ルーAC(アシスタントコーチ)をはじめ、ロケッツはこれまでに複数の候補者と面談したことが報道されているが、新ヘッドコーチは未だに発表されていない。 現在58歳のバン・ガンディーは、1995-96シーズンから7年間にわたってニューヨーク・ニックス、その後の4年間はロケッツを指揮。通算成績は430勝318敗で、ニックス時代の1999年にはNBAファイナルに出場している。通算11シーズンのうち、プレイオフには9度出場。ロケッツのヘッドコーチを辞めて以降はNBAの現場から離れているが、2017年のFIBAアメリカップと2019年ワールドカップ予選でアメリカ代表の指揮を執っている。 今季ロケッツはレギュラーシーズンで44勝28敗という戦績を残し、ウェスタン・カンファレンス4位でプレイオフに出場。ジェームズ・ハーデンとラッセル・ウェストブルックの二枚看板を軸に、身長201cmのロバート・コビントンをセンターとして起用する“マイクロボール”と称されたスモールラインナップでリーグ制覇を目指したが、カンファレンス準決勝でロサンゼルス・レイカーズ相手に1勝4敗で敗退している。 守備を大事にするコーチとして知られるバン・ガンディーだが、果たして得点王のハーデンを軸としたオフェンス重視のロケッツを率いることになるのか。

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