10月8日(日本時間9日)、マイアミ・ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は、負傷離脱中のゴラン・ドラギッチが10月9日(同10日)のNBAファイナル第5戦に出場する可能性は、第4戦に引き続き「doubtful(微妙)」と発表した。 ドラギッチは第4戦の試合前に「game-time decision(試合開始直前に出場の可否を判断すること)」と発表されたが、試合開始直前のウォームアップ中に状態を確認した結果、欠場という判断が下された。
ドラギッチはNBAファイナル第1戦の前半に負傷し、その試合の後半以降はずっと欠場している。『NBA.com』によると、ドラギッチは第4戦の試合前に「左足に体重をかけることはできるが、痛みに耐えられるかどうかが復帰の判断基準になる」と語っていた。 今季のドラギッチは主にシックスマンとして、レギュラーシーズンに平均16.2得点、3.2リバウンド、5.1アシストを記録。プレイオフに入って以降は先発に回り、ジミー・バトラーに次ぐチーム2位の平均19.9得点、4.0リバウンド、4.6アシスト、1.0スティールをマークしていた。 ドラギッチが20得点以上記録した試合では、プレイオフを含め19勝5敗と大きく勝ち越していたヒート。負ければ終わりの第5戦、ドラギッチが復帰できればチームに勢いをもたらすことは間違いないが、どのような決断を下すのだろうか。