【10月10日(土)午前10時 NBAファイナル第5戦】風前の灯火のヒート、闘将バトラーを軸に延命なるか

「NBA Rakuten」は日本時間10月10日(土)午前10時より、マイアミ・ヒートとロサンゼルス・レイカーズによるNBAファイナル第5戦を配信する。 第4戦、ヒートは2戦連続で欠場していたビッグマンのバム・アデバヨが先発に復帰し、15得点、7リバウンドと活躍。エースのジミー・バトラーも、あわや2戦連続トリプルダブル(22得点、10リバウンド、9アシスト)というハイパフォーマンスを披露し、試合は最後まで一進一退の攻防が続いた。しかし、「キャリアで最も大事な試合」と並々ならぬ想いで試合に臨んだというレイカーズのレブロン・ジェームズを、28得点、12リバウンド、8アシストと抑え切れず96-102で敗戦。ボストン・セルティックスと並びリーグ史上最多タイとなる17回目の優勝を狙うレイカーズに王手をかけられてしまった。

■ファイナルをお得に観よう! キャンペーン実施中

もう負けられないヒートの勝利は、バトラーにかかっている。前戦は第1Q(クォーター)ではFGを5本全て成功させて11得点と幸先良いスタートを切ったが、レイカーズがメインのマッチアップをアンソニー・デイビスに変えた第2Q以降は、ペネトレーションを防がれ、FG成功率25.0%(12本中3本成功)の11得点と徐々にトーンダウンした。バトラーの活躍なしに、ヒートの勝利はない。「俺たちは自信を失ってはいない」とバトラーも諦める気は微塵もないようだが、第5戦はデイビスの守備網をくぐり抜け、アグレッシブに攻められるかがポイントになってくる。 バトラー以外では、ファイナル4試合で平均17.3点をマークしているタイラー・ヒーローにも期待が懸かる。第4戦では21得点、7リバウンドを記録しており、バトラーに次ぐ得点源として結果を残している。ただ、3ポイントのマークが試合毎に厳しくなっているため、今シリーズ成功率31.3%(5/16)というミドルレンジからのシュートを確実に決めていけるかが課題となる。得点パターンの幅を広げられれば、スコアラー不足のヒートにとって大きなプラスとなるはずだ。 NBAファイナル史上1勝3敗からの逆転優勝は、ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズが2016年に成し遂げた1度しかない。さらにレイカーズは第5戦で優勝を決めるべく、着用した試合で3戦全勝の“マンバ・ジャージー”を着る予定。これらのデータを鑑みると圧倒的に不利なヒートだが、「下克上軍団」としてなんとか意地を見せられるか。

■(無料)ファイナル第4戦のハイライトを観る


その他のニュース

怪我で欠場続くヒートのゴラン・ドラギッチ、第5戦の出場も「微妙」

レイカーズ、ファイナル第5戦で“ブラックマンバ・ジャージー”着用へ コービーの妻バネッサさんも反応

「3手先を行く能力は信じられない」マーク・キューバン・オーナーがレブロン・ジェームズを称賛

アンソニー・デイビス、ファイナル第4戦でバトラーのマークを直訴「第3戦でいじめを受けたような感覚だった」

崖っぷちのヒートに足りない要素とは? NBAレジェンドのケビン・マクヘイル氏が見解「ゴー・トゥ・ガイがいない」

関連タグ

チーム

  • レイカーズ
  • ヒート

キーワード

  • ニュース全般
  • NBAファイナル
  • NBAプレイオフ2020
人気記事
    1. NBA Rakuten トップ
    2. ニュース
    3. 【10月10日(土)午前10時 NBAファイナル第5戦】風前の灯火のヒート、闘将バトラーを軸に延命なるか