10月6日(日本時間7日)、ニューオーリンズ・ペリカンズのアルビン・ジェントリー前HC(ヘッドコーチ)が、サクラメント・キングスのアソシエイトヘッドコーチに就任することでチームと合意に至ったと、『New York Times』のマーク・スタイン記者が報じた。アソシエイトヘッドコーチは、主にアシスタントコーチ(AC)のまとめ役としてHCをサポートする。 ペリカンズは8月、過去5シーズンにわたりチームの指揮官を務めたジェントリーを解任。スタイン記者によると、ジェントリーは、ドック・リバースを新HCとして招聘したフィラデルフィア・76ersから同様のオファーを受けていたという。
ジェントリーが、キングスのルーク・ウォルトンHCと共闘するのはこれが2度目となる。2人は2014-15シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズでともにACを務め、関係を築いていた。 1989年にNBAのコーチとしてキャリアをスタートさせたジェントリーは、これまでマイアミ・ヒート、デトロイト・ピストンズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、フェニックス・サンズ、ペリカンズでHCを、サンアントニオ・スパーズとウォリアーズでACを経験している。 キングスでは、主力のバディ・ヒールドとウォルトンHCの不和が取り沙汰されているが、選手と良好な関係を築くことに長けた“プレイヤーズコーチ”として知られるジェントリーがチームにどのような影響を及ぼすか注目だ。