ミルウォーキー・バックスの大黒柱であるヤニス・アデトクンボが、9月12日(日本時間13日)にチームのオーナーグループと面談していたことが分かった。 アデトクンボは先日、自身のSNSアカウントから数百人分のフォローを解除したことで話題となった。『NBC Sports』のカート・ヘリン記者によると、その中には兄弟のサナシス・アデトクンボを除くバックスのチームメイト全員のアカウントと、バックスの公式アカウントが含まれていたという。
アデトクンボがプレイオフ敗退後の会見で「バックスで王朝を築きたい」と発言し、バックス側もアデトクンボをトレードするつもりがまったくないことが報道された直後の出来事だった。 『yahoo! sports』のクリス・ヘインズ記者は、アデトクンボとオーナーグループとの面談について、「昨シーズンのMVPで、今年の最優秀守備選手に輝いたアデトクンボと、バックスの共同オーナーのマーク・ラスリー氏が極秘に面談したそうだ。その面談で、バックス側はアデトクンボを中心とした“優勝できるロースター”を揃えることを誓った。おそらく、バックスは今オフで最も忙しいチームになるだろう。ライバルチームは、アデトクンボとバックスの関係に注目している」と報じている。 バックスは今オフ、アデトクンボに対して5年総額2億2200万ドル(約236億円)のスーパーマックス契約をオファーする見込み。一方で、今季平均29.5得点、13.6リバウンド、5.6アシストと大活躍し、2年連続MVP受賞が濃厚と見られているアデトクンボには、マイアミ・ヒートやロサンゼルス・クリッパーズなど複数のチームが興味を持っていると噂されている。