マイケル・ポーター・Jr.、”有言実行”でビッグショットを成功「批判的なコメントは耳に入れないようにした」

デンバー・ナゲッツの新人マイケル・ポーターJr.は、9月9日(日本時間10日)に行われたロサンゼルス・クリッパーズとのカンファレンス準決勝第4戦後にチームのオフェンス戦略に苦言を呈したなか、続く第5戦の勝負所でしっかりと結果を残した。 ポーターJr.は第4戦の試合後、「ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレーの2人にオフェンスを頼りすぎている。もっとボールを回してチーム全員がオフェンスに絡むようにしないといけない」とコメント。自分がほとんどボールを触れなかったことへの不満を口にしていた。 この指摘が功を奏し、第5戦ではポール・ミルサップが17得点、ジェラミ・グラントが10得点、モンテ・モリスが12得点と、試合に出場した全9選手が4得点以上を記録。最大16点差をひっくり返して111-105でクリッパーズに勝利し、シリーズ成績を2勝3敗とした。 ポーターJr.は、ナゲッツの2点リードで迎えた試合時間残り1分11秒まで1本もシュートを成功させていなかったが、この大事な場面で躊躇なく放った3ポイントシュートを成功させ、勝利に貢献した。 『ESPN』のロイス・ヤング記者によれば、7得点、6リバウンド、大事な場面でブロックも決めたポーターJr.は、第5戦についてこのようにコメントしている。 「僕はとにかく試合終盤の大事な時間帯にチームを救えたことを嬉しく思っている。(自信過剰とも取れる大胆発言をしたことで、SNSなどで批判もあったが)できるだけ情報を遮断するようにした。自分の考えを語っただけだ。僕は誰かに対して失礼なことを言おうとしたわけではない。チーム全体で話し合った。そして、全員が同じ考え方を共有したうえで今日の試合を迎えた。僕のコメントを批判したデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)たちのことは、もちろん尊敬しているし、彼らの言葉を聞きたいと思っている。エゴイストになってはいけないという彼らの主張はもっともだ。だから、僕は彼らが言ったことも受け入れた。誰だって自分の意見を持っている。だが、今日の試合前はそういった情報は遮断した。そして、僕たちは同じ気持ちで試合に臨むことができた」 クリッパーズとの第6戦は13日(同14日)に開催予定。ナゲッツは一致団結してシリーズをタイに戻せるだろうか。

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