MVP争いでレイカーズのカイル・クーズマが見解「レブロンじゃなかったら問題」

9月8日(日本時間9日)に発表された今年のNBAオールディフェンシブチームについて、現役選手やOBたちから異論が噴出したが、ロサンゼルス・レイカーズのカイル・クーズマは、これから発表されるMVP(最優秀選手賞)が自分の望まない結果になることを早くも警戒しているようだ。 8日に、レイカーズのレブロン・ジェームズがプレイオフの勝利数でNBA歴代1位に浮上したことを受け、『Ballislife.com』がジェームズのプレイオフでの活躍をまとめたショートビデオをツイッターに投稿したところ、クーズマはそのビデオを引用したうえで「よう、メディアの皆さん。君たち全員に言っておきたいことがある。君たちがDPOY(最優秀守備選手賞)の選考でやったことと同じことをMVPの選考でもやったとしたら、マジで問題になるからな」とツイートしたのだ。

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このツイートの中でクーズマが指摘した「DPOYの選考でやったこと」とは、レイカーズのアンソニー・デイビスではなくミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが最優秀守備選手を受賞したことを指している。MVP争いではジェームズとアデトクンボ、そしてジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)が最終候補として残っているが、クーズマはチームメイトのジェームズが受賞するべきと考えているようだ。 ただ、クーズマの心配をよそに、当の本人たちはMVPのことをそこまで重要に考えていないようだ。ジェームズは今年3月の囲み取材で「MVPよりも、世界一の選手になることを望んでいる」とコメントしており、アデトクンボも7月のインタビューで「(MVPは)僕の目標じゃない。優勝トロフィーを勝ち取りたいんだ」と語っていた。 今季アウォードは、シーズンが中断した3月11日(同12日)までの試合がの選考対象となる。アデトクンボは57試合に出場し、1試合平均29.6得点、13.7リバウンド、5.8アシストを記録。ジェームズは60試合に出場して平均25.3得点、7.9リバウンド、10.6アシストを記録している。個人成績だけを見ると大差はないが、チームをリーグ全体1位に導いたこと、さらには尻上がりで調子を上げていったジェームズに対して通年で安定したプレイを見せていたという理由から、アデトクンボ優勢との見方が強い。 シーズンMVPはプレイオフ中に発表される見込みだ。

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