ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントは、移籍1年目の今季は右足アキレス腱断裂のリハビリで全休となった。満を持して臨む2020-21シーズンは開幕戦からの出場に意欲を見せている。『NBC Sports Washington』のイーサン・カドー記者が報じた。 2019年6月のNBAファイナル第5戦で右足アキレス腱断裂の重傷を負ったデュラントは、すでに15か月以上、公式戦に出場していない。4年総額1億6400万ドル(約174億円)でネッツと契約しながら加入初年度は全休となったなか、9月9日(日本時間10日)に行われた『Welcome Home Luncheon』にゲスト出演した際、新シーズンについて語った。
「調子はいい。コートに立ってチームメイトとプレイするのが待ちきれないよ」 ネッツはスティーブ・ナッシュ新HC(ヘッドコーチ)を迎え、大きな注目を集めている。歴代6位のキャリア平均27.0得点、リーグ優勝2回を誇るデュラントも、その可能性に期待を抱いているようだ。 「ブルックリンでプレイできることにワクワクしている。新しいNBAシーズンが待ち遠しい。俺、カイリー・アービング、ディアンドレ・ジョーダン、スペンサー・ディンウィディーらベテランを中心に、新しいフレッシュなチームができた。楽しい時間になるだろうね。毎晩コートに立ってハードにプレイし、エキサイティングなバスケットボールをすることを約束する」 2020-21シーズンはまだ開幕日程が正式発表されておらず、当初の12月初旬予定よりも遅れる可能性が指摘されている。いずれにしても、心身ともに状態良好のデュラント、アービング、ナッシュ新HCの“トリオ”を擁するネッツはダークホースとして目が離せない存在となりそうだ。