スコッティ・ピッペン、リチャード・ジェファーソンの「ヤニスはピッペン。ジョーダンが必要だ」発言に反論

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、2年連続でのシーズンMVP受賞が有力視されるなど、現代NBAのトッププレイヤーの一人として地位を確立している。しかし、今プレイオフのカンファレンス準決勝では、マイアミ・ヒート相手に2連敗スタート。その状況を巡り、“外野”がヒートアップしている。 バックスは9月2日(日本時間3日)に行われたヒートとのカンファレンス準決勝第2戦で114対116と惜敗。最大13点ビハインドを追いついたものの、最後はアデトクンボが決勝フリースローを献上してしまい、早くもシリーズ突破に黄信号が灯っている。 2016年にクリーブランド・キャバリアーズで優勝を経験し、現在は解説者を務めるリチャード・ジェファーソンはツイッターで、「ヤニスはピッペンかもしれない。言ってしまえば、彼にはジョーダンが必要だ」と投稿。アデトクンボは“史上最高の選手”の称号を競い合うようなレベルにはなく、絶対的な大黒柱がいた上での“2番手”だと主張した。

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これにすかさず反論したのが、ピッペン本人だ。ジェファーソンの投稿を引用する形で、「私はヤニスではない。私は2年連続でリーグMVPは獲得していない(ヤニスはあと数日でそうなる)。ヤニスも私ではない」とツイート。「疑問は…それなら君は誰なの?」と冗談交じりに投げかけた。 ジェファーソンはこの質問に対し、「スコット・バレル」と回答。ドキュメンタリー番組『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』でジョーダンに厳しい言葉を浴びせられ、いじり倒された黒子役の名前を挙げている。 一方、2002年のNBAドラフト全体2位指名でシカゴ・ブルズに入団したPGで、現在は解説者を務めるジェイ・ウィリアムズは、「レブロンはかつて、Dウェイド(ドゥエイン・ウェイド)を伴ったピッペンだった。この難局を乗り切るまで、その認識(ヤニスはピッペン)で間違いないと思う」とツイッターで見解を述べた。 “ピッペン止まり”なのか、“ジョーダンの域”まで到達できるのか。ヒートとのシリーズではアデトクンボの真価が問われることになる。

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