ブルックリン・ネッツはチームの公式ツイッターで、ジョー・ハリスが8月19日(日本時間20日)に行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第2戦の試合後にバブル(隔離地域)から一時離脱したと発表した。離脱の理由は「医療関連ではない個人的な理由」としており、復帰時期は情報が入り次第明らかにするという。 この試合でハリスは14得点(フィールドゴール9本中4本成功)、15リバウンドを記録していた。
NBAの定めるルールでは、バブル離脱中も新型コロナウイルスの検査を毎日受けた場合、その選手がバブルに戻った際の自主隔離期間は最短の4日間で済むことになっている。だが、もしハリスが最速で20日(同21日)にバブルに戻ったとしても、ネッツはファーストラウンドの第3戦と第4戦をハリス抜きで戦わなければならない。 ネッツは、ケビン・デュラント、カイリー・アービング、スペンサー・ディンウィディー、ディアンドレ・ジョーダン、トーリアン・プリンス、ウィルソン・チャンドラーといった主力を欠いた状態で再開したにも関わらず、シーディングゲームでは5勝3敗と勝ち越した。しかし『Yahoo Sports』のジャック・ベアー記者は、シーディングゲームでチーム2番目の得点源として活躍したハリス抜きでラプターズに勝つのはかなり厳しいだろうと指摘している。 ハリスは、シーディングゲームでプレイした6試合全てに先発出場し、1試合平均20得点、3ポイントシュート成功率54.1%を記録していた。