先日、シカゴ・ブルズのヘッドコーチを解任されたジム・ボイラン氏が、解任後初めて公にコメントした。 『NBC Sports Chicago』のKC・ジョンソン記者が、ボイラン氏が電話インタビューで語った内容を伝えている。 「私は、たとえ辛い時期であっても、ブルズで働いていた間の全ての瞬間を愛していた。そして、私は、仕事のあらゆる面に全力を注いだ。アルトュラス(カルニショバス運営部代表)は、とても尊敬に値する人物だった。彼が、自分が選んだ人物をヘッドコーチにしようと思ったことも理解している。私には13歳と15歳の娘がいるが、これまでは父親らしいことをしてやれなかったので、彼女たちの送り迎えをしつつ、次にコーチをする機会に向けて準備するつもりだ」
ボイラン氏は選手にハードな練習を要求したため、一部の選手から不満の声が上がったこともあったが、それでも付いて来てくれた選手に対して、以下のようにコメントしたそうだ。 「選手たちにも感謝したい。私たちはハードに練習し、(試合で)戦った。私たちは、タフな敗戦が続く中でも戦い続けたんだ」 「私はコビー(ホワイト)のディフェンスを改善させ、彼を先発に昇格することに成功した。彼の育成は上手くいったと思っている。彼は終盤の17試合に先発し、そのタイミングでウェンデル・カーターJr.が怪我から復帰した。私は、この2人にピック&ロールを教えたいと、ずっと思っていたんだ」 そして最後に、ボイラン氏は以下のようなメッセージを残したと、ジョンソン記者は伝えている。 「私は、球団に関わる全ての人々と良好な関係を築き上げた。私は、全ての人を尊敬し、サポートし、成長させようと努力した。今はただ、感謝しかない」 『NBC Sports Chicago』のロブ・シェーファー記者によると、ボイラン氏の後任には76ersのイメ・ウドカAC(アシスタントコーチ)、ラプターズのエイドリアン・グリフィンAC、今季途中までブルックリン・ネッツを指揮したケニー・アトキンソン氏らが噂されているそうだ。