ゴールデンステイト・ウォリアーズは、今季15勝50敗でリーグ最下位となったため、現在フロリダ州オーランドの“バブル”(隔離地域)で行われている再開シーズンに参加していない。 ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、『The Ringer』のビル・シモンズ記者がホストを務めるポッドキャスト番組『The Bill Simmons Podcast』で、再開シーズンをテレビで見ることしかできない状況にフラストレーションが溜まっていると、その胸中を以下のように告白している。
「ご存知の通り、私たちは非常に難しいシーズンを過ごした。だから正直、オーランドでのシーズン再開が決まった当初は、参加できないことに失望はしなかった。特にステフ(ステフィン・カリー)、ドレイモンド(グリーン)、クレイ(トンプソン)は休養が必要だったしね」 「だけど、いざシーズンが再開されるとその場にいたいという気持ちが高まっていた。ドレイモンドと話したら彼も同じ気持ちだったんだ。試合は楽しそうだし、参加できないのは勿体ないと思うようになった。NBAは素晴らしい仕事をしているよ。試合も白熱しているし、プレイしている選手たちも素晴らしい。参加できないのは非常に辛いよ」 ウォリアーズは、2015年から5シーズン連続でNBAファイナルに進出し、そのうち3度リーグ優勝を果たしている。毎年プレイオフを戦い抜いた主力のカリー、グリーン、トンプソンには疲労が溜まっているため、十分な休養期間は助けとなる見られている。今年10月に左手を骨折したカリーや、昨年6月に左膝十字靭帯断裂という大怪我を負ったトンプソンが、復帰予定である来季、バスケに飢えたウォリアーズがどの様なパフォーマンスを見せてくれるかに注目だ。