サンダーのデニス・シュルーダーがオーランドのバブルを一時離脱 第二子の出産に立ち合うため

オクラホマシティ・サンダーのデニス・シュルーダーが、第二子の出産に立ち会うためにオーランドのバブル(隔離地域)から一時離脱したことを、ビリー・ドノバンHC(ヘッドコーチ)が8月3日(日本時間4日)の会見で認めた、と『NBA.com』が伝えている。 ドノバンHCは会見で「彼は今朝出発したから、今頃は家族と共に過ごしているはずだ。今日になるか明日になるかはわからないが、私は近日中に彼と話して、今後の予定を立てるつもりだ。現時点で彼はここにいないので、少なくとも今日の試合(デンバー・ナゲッツ戦)は欠場になる。もう少し彼と電話で話すことができたら、より多くの情報を収集できるかもしれない」とコメントしたという。

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『NBA.com』によると、シュルーダーは7月中旬の時点で「第二子を出産する妻を1人にはできない。長男もまだ1歳5か月なので、家族のもとに帰って妻をサポートするつもりだ」と、バブルを一時離脱する意志を示していたという。 また、『The Athletic』のエリック・ホーン記者によると、ドノバンHCは、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーとクリス・ポールのプレイタイムを増やしてシュルーダー不在の穴を埋めるつもりで、なかでもアレクサンダーの仕上がり具合に関しては「ユタ・ジャズ戦では得意の早い展開に持ち込んで、シュートをたくさん決めることができた。特にSGA(アレクサンダー)はチームの起爆剤として活躍してくれた」と、太鼓判を押しているという。 今シーズン、シュルーダーはサンダーの控えの中心選手として64試合に出場し(うち1試合に先発)、1試合平均18.9得点、3.7リバウンド、4アシストという活躍を見せており、シックスマン賞の候補にも挙げられている。 シュルーダーなしで3日(同4日)のナゲッツ戦を戦ったサンダーは、ギルジャス・アレクサンダーが24得点、ポールが23得点と奮闘するも、113対121で試合に敗れている。

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