8月2日(日本時間3日)に行われたサクラメント・キングス戦で、オーランド・マジックのジョナサン・アイザックが古傷の左膝を負傷して試合を途中退場した。 第4Q(クォーター)残り9分20秒、3ポイントラインのトップでボールをキャッチしたアイザックは、ゴールに向かってドライブインして左脚で力強く踏み切ったが、そのまま体勢を崩してフロアに倒れ込んだ。マジックの医療スタッフがすぐに駆け寄ったが、アイザックは左膝を抱えたまま苦悶の表情を浮かべ、自力で立ち上がることができなかった。
2017年のNBAドラフト1巡目全体6位指名でマジックに入団したフロリダ州立大出身のアイザックは、3年目の今シーズンは平均得点(12.1得点)、リバウンド(6.9リバウンド)、アシスト(1.3アシスト)、ブロック(2.4ブロック)、スティール(1.5スティール)などほとんどの項目で自己最高の成績を記録していたが、今年1月に左膝を負傷(過伸展)した影響で長期離脱を余儀なくされ、シーズン再開後にようやく復帰を果たしたところだった。 試合後、マジックのスティーブ・クロフォードHC(ヘッドコーチ)は「私は希望を捨てていない。深刻な状態だったのは明らかだが、診察の結果を聞くまでは希望を持ち続ける」とコメント。同僚のアーロン・ゴードンは「辛くて涙が出てきた。JI(アイザック)がどれだけ素晴らしい人間か、彼がどれだけハードにワークアウトしたかを知っている。彼は復帰に向けて必死に練習していたから、とても辛い。深刻な怪我ではなく、軽く捻っただけであることを祈っている。見た目ほど酷くないことを願っている」と語ったと、『ESPN』のオーム・ヤングミサク記者は伝えている。 イースタン・カンファレンス7位のマジックは、8位のブルックリン・ネッツと0.5ゲーム差で熾烈なシード順争いをしている。