「NBA Rakuten」は、8月1日(土)午前5時からフェニックス・サンズ対ワシントン・ウィザーズ戦を配信する。両チームにとって、この一戦が2019-20シーズン再開後初の試合となる。 ウィザーズの注目は八村塁だ。再開前に3試合行なわれたスクリメージ(練習試合)は全敗に終わったものの、八村はいずれもチームハイの得点をマーク。シーズン平均(13.4)を上回る、平均17.3点を挙げた。「(主力を欠く)状況なので、ボールプッシュ、シューティング、ペイント内の攻撃、そういったところをアグレッシブにやっていきたいなと思います」との言葉通り、積極的なプレイが随所で見られた。 イースタン・カンファレンス9位ウィザーズと8位マジックのゲーム差は5.5。8試合しかないシーディングゲームでこの差を追いつくのは難しいが、今季は特別ルールとして8位と9位が4ゲーム差以内であればプレイオフ最終枠を争う「プレイイン・トーナメント」が実施される。そのため、シーディングゲームではマジックにあと1.5ゲーム差迫れれば、プレイオフ出場の可能性が出てくるのだ。
もちろん、そのためには勝利が欠かせない。練習試合を3連敗で終えたウィザーズにとって、この再開初戦のサンズ戦はシーディングゲームの流れを左右する一戦となるだろう。 サンズはシーディングゲームに参加しているウェスタン・カンファレンスのチームの中で、最も勝率が低い。しかし、練習試合は格上のジャズとラプターズを破り2勝1敗で終えている。司令塔リッキー・ルビオは遅れてチームに合流したにもかかわらず、ラプターズ戦では24分で22点、4リバウンド、4アシスト、4スティールとオールラウンドに活躍。ウィザーズとしては、ルビオを封じられるか否かが勝敗の分かれ目となるかもしれない。 約4か月ぶりとなる八村の公式戦。エースの重責を背負う日本の宝は、プレイオフ出場へ希望をつなぐ勝利をウィザーズにもたらすことができるか? なお、「NBA Rakuten」の日本語配信では、中原雄さんが解説、永田実さんが実況を務める。