NBAは7月21日(日本時間22日)、2019-20シーズンにおける年間アウォードの選考を同日から28日(同29日)にかけて実施することを発表した。 公式リリースによると、アウォードの投票はシーズン開幕から新型コロナウイルスの影響でリーグが中断された3月11日(同12日)までの試合を基に選出されるため、7月30日(同31日)から8月14日(同15日)にかけて開催される22チームによるシーズン再開後のシーディングゲームは含まれないとのこと。 NBA運営部門代表のバイロン・スプルーエルは、「NBAの全30チームにとって公平な選考プロセスとなるよう、シーディングゲームを投票に含めないという決断に至った」とその理由を説明している。
21日(同22日)からスポーツ記者やスポーツ放送局の関係者によって投票が開始される『2019-20 NBAアウォード』 には、MVP、新人王、最優秀守備選手賞、最成長選手賞、シックスマン賞、最優秀コーチ賞、オールNBAチーム、オールディフェンシブチーム、オールルーキーチームが含まれており、受賞者は『TNT』によってプレイオフ期間中に発表される予定だ。 なお、シーディングゲームの結果はアウォード選考に含まれないものの、リーグが以前に発表した通り、全88試合(各チーム8試合ずつ)を終えた上で、最終的なシード順位を決定する予定だ。また、シーディングゲームでの各スタッツもレギュラーシーズンの成績に反映されることなる。 現時点では、昨季MVPのヤニス・アデトクンボが今季のMVPと最優秀守備選手賞の有力候補の1人として挙がっているが、同時受賞が実現すれば、1988年のマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、1994年のアキーム・オラジュワン(元ヒューストン・ロケッツほか)に次ぐ、史上3人目の選手となる。