ロサンゼルス・クリッパーズのマーカス・モリスが7月21日(日本時間22日)、フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に設置された“バブル”(隔離地域)での練習に初参加した。ロサンゼルス・レイカーズに所属する双子の兄マーキーフも、近日中に合流する予定だと『The Undefeated』のマーク・スピアーズ記者がツイッターで報じた。 30歳のマーカス・モリスは、今季開幕前にニューヨーク・ニックスと契約。チームトップの平均19.6得点、5.4リバウンドを挙げていたなか、今年2月にワシントン・ウィザーズ、クリッパーズとの三角トレードでクリッパーズに移籍し、12試合に出場していた。
7月8日(同9日)にオーランド入りしたクリッパーズ一行にマーカス・モリスの姿はなかったが、21日(同22日)の練習に参加した。クリッパーズはチーム4位の平均18.6得点を記録しているモントレズ・ハレルが家族の問題に対処するためバブルを離脱しており、ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は「素晴らしい」と合流を歓迎している。 またマーカス・モリスによれば、兄マーキーフも近日中にオーランド入りする予定だという。マーキーフ・モリスは開幕前にデトロイト・ピストンズへ加入したが、2月21日(同22日)に契約を解除され、その2日後にレイカーズとシーズン終了までの契約を結んでいた。 マーキーフ・モリスはバブルに入った後は36~48時間隔離され、コロナウイルスの検査で二つの陰性結果を出さなければならない。『ESPN』のオーム・ヤンミスク記者によれば、フランク・ボーゲルHCは「彼に怪我はさせたくない。しばらくチームと一緒に行動していなかったから、正しいペースで調整しないといけない」と慎重な姿勢を示している。