ニューオーリンズ・ペリカンズのJJ・レディックがホストを務めるポッドキャストに出演したロサンゼルス・クリッパーズのパトリック・べバリーが、最もタフなマッチアップ相手の存在について語った。 リーグでも有数のディフェンダーとして知られるべバリーは、身長185cmとNBAの中では小柄であるにもかかわらず、自ら進んでケビン・デュラント(身長208cm)やレブロン・ジェームズ(身長206cm)といった相手チームのエースにマッチアップを挑むタフな精神を持つことから、チーム内外から高い評価を受けている選手だ。
「守るのが最も難しいのはデイム(ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラード)だ。俺がウェイトルームに行く理由の1つがデイムなんだ。『もっと横方向に素早く動きたい。俺はまだ早くない。俺はまだアイツのスピードに追い付いていない。もっと体重を落とさないといけないかもしれない。もっと力強くならないとダメかもしれない。新しいトレーニング・チームを雇う必要があるかもしれない。とにかく、俺はもっと早くならないといけないんだ』と言いながらトレーニングしているよ」 「ブレイザーズは高いレベルで試合に勝つために、デイムが望むプレイを許容するシステムを作っている。デイムが放つハーフウェイラインからのシュートやコーナースリーは、まるでレイアップのようだ。彼に対しては、他の選手とは比較にならないほどの準備が必要になる。彼は全く別次元だ」 今シーズン、リラードは1試合平均28.9得点、4.3リバウンド、7.8アシストというMVP級の数字を記録しているほか、“60得点ゲーム”を2度達成する大活躍を見せている。プレイオフでクリッパーズとブレイザーズが対戦することになれば、べバリーとリラードの熱いマッチアップが見られるはずだ。