2003-04シーズンのレブロン・ジェームズのアッパーデック社製ルーキー・パッチ・パラレル・カードが、7月19日(日本時間20日)にゴールディン・オークションズで開催されたオークションで184万5000ドル(約2億円)で落札された。 『ESPN』のトム・バンハーレン記者によると、落札したのはLob.com社のリオール・アビダーCEOで、この落札価格は1980年以降に製造されたバスケットボールのトレーディングカードの中では最高値だという。
2003年のNBAドラフト1巡目全体1位指名でクリーブランド・キャバリアーズに入団したジェームズは、2010年から2014年までマイアミ・ヒートでプレイした後に、2014年から2018年にかけて再びキャバリアーズに戻って球団史上初の優勝を達成(2016年)。その後、2018年のオフに現在所属するロサンゼルス・レイカーズに移籍した。 ジェームズのカードが史上最高値を更新したことについて、ゴールディン・オークションズの創設者のケン・ゴールディン氏は「過去の名選手のカードが史上最高値を記録したとしても、これほどまでのニュースにはならなかっただろう。この落札価格を、17年前に製造されたNBAの現役選手のカードが記録したというニュースは、多くの人々に衝撃を与えたはずだ。これは、トレーディングカード業界がここ数年で盛り上がりを見せていることの証明だ」と語ったと、バンハーレン記者は伝えている。