プロ3シーズン目の今季ここまで1試合平均24.2得点、4.4リバウンドを記録しているユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルは、41勝23敗でウエスタン・カンファレンス4位につけるチームをエースとして牽引している。 再開後のシーズンでもオフェンスの大黒柱として得点を挙げることが期待されるが、本人はスコアラーとしてだけでなく、パサーとしての働きも重視していくつもりのようだ。 『ESPN』によると、7月16日(日本時間17日)に行われたオンライン会見で、ミッチェルは「もっと良いパサーになっていく」と語ったという。
「よりパスを意識していくよ。レーンに入っていき、もちろんシュートはしっかりと打っていく。ただ、そこでチームメイトを見つけることもできると思う。特にボーヤン(ボクダノビッチ)が離脱したことで、僕たちは彼の穴を埋めてくれる人が必要となってくる」 ジャズはミッチェルに次ぐチーム2位の平均20.2得点を挙げていたボグダノビッチが5月に手首の手術を行い、残りシーズンを欠場する。彼が抜けたマイナスをどう補うかはチームの大きな課題だ。得点源のミッチェルにはよりシュート狙っていく選択肢もあるが、彼は自身が起点となってチーム全体での底上げを目指す意向だ。それはいち選手としての自分の成長にもつながると考えているという。 「チームメイトがシュートを打ちやすくなることは、僕がプレイしやすくなることにもつながる。それは今のチームにおける自分の助けとなるだけでなく、今後のキャリアにおいても助けになる」 なお、ここまでのミッチェルのアシスト数は平均4.2。チームトップはジョー・イングルズ(5.2)、マイク・コンリー(4.3)と続き、ミッチェルと合わせた3人が平均4アシスト以上を挙げている。