上鈴木伯周さん「ビンスっていい選手だなって改めて気づいた」【俺達のNBA!! ビンス・カーター特集:配信中】

――ビンス・カーターで最も印象に残っているシーンについて教えてください。 伯周:高得点を連発していた時ですね。「50点獲れる選手になったんだな」って思ったのはよく覚えています(注:ラプターズ在籍時の2000-01シーズン、フィラデルフィア・76ersとのプレイオフ・カンファレンス準決勝第3戦で50点を記録)。あとはゲームタイムで繰り出す、本当に意味のあるウィンドミルや360、ベースライン沿いでくるっとまわってからのダンクとか。そのほかだとプロ1年目のインディアナ・ペイサーズ戦、クリス・マリンを棒立ちにして抜き去ってから、センターのリック・スミッツを前にダブルクラッチしながらバックダンクした場面です。よくハイライトで出てくるシーンで、何度も見ているだけに印象に残っていますね。 ――ほかの選手と比べて、白周さんにとってカーターはどのような存在ですか? 伯周:一番活躍していたラプターズ時代やネッツ時代はプレイがすごいって思ってたし、オールスターに毎年選ばれては1人アリウープを披露してくれたりと、好きな選手ではありました。ただ、当時は別にビンスのシューズが欲しいってならなかったし、そこまで本気で追いかけてはいなかったかもしれません。 アレン・アイバーソン(元76ersほか)やコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)など、同じ時代をプレイしたスーパースターにはそれぞれ個性的なキャラクターがあったんですけど、ビンスはちょっと違うというか(笑)。もちろん彼の存在はNBAファンなら全員が知っているだろうし、ダンクが凄いのも知っていると思うんですけど、キャリアが長い分、前半と後半とで印象が全然違うので。 ただ、シューター化した晩年になって、いろんな場面で漢気みたいなものを見せてくれるようになって。そんな時に「やっぱビンスっていい選手だな」って改めて気づかされた部分があります。だから全盛期よりも今の方がビンスを好きですね。 ――それだけに、シーズン途中での現役引退は残念ですね。 伯周:終わり方が寂しいですね。ドウェイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)や同年代のダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)などは、1シーズンかけてフェアウェルツアーができましたから。 ――ビンスへメッセージを贈るとしたら、どんな言葉をかけてあげたいですか? 伯周:たくさんのダンクと素晴らしいゲームを、本当にありがとうございました!


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