7月11日(日本時間12日)のワークアウト終了後、オンラインでの会見を行ったボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムは、今季のチームに優勝するチャンスがあると信じているようだ。 テイタムは同会見で「僕たちがプレイしているのは、常に最後に勝ち残るチームになるため」と語った。
「それは自動的にチームのマインドセットとなっているし、僕たちには現実的なチャンスがある。タレント、経験ともに備えているし、ネバーギブアップの精神を持っている」 現在、セルティックスは43勝21敗でイースタンカンファレンスの3位。2位のトロント・ラプターズとは3ゲームとプレイオフに向けて逆転可能だが、1位のミルウォーキー・バックスとは9.5ゲームと大きく離されている。 そのため、現状ではバックスがファイナル進出の最有力候補と見られているが、テイタムは「優勝できるというメンタリティを持つべきだと思う」と、あくまで勝つつもりで戦うことが大切だと力説している。 「人生において高校、大学、そしてセルティックスの一員となってからも、3番目で満足すべきと思うようなチームにいたことはない」 セルティックスは司令塔のケンバ・ウォーカーが膝の痛みからまだ全快とは言えない状況にある。それだけに、21歳のテイタムが若き大黒柱としてチームをけん引していく姿により期待が集まっている。