2018年の1月に左膝膝蓋腱を断裂して以降、約2年半プレイから遠ざかっていたオクラホマシティ・サンダーのアンドレ・ロバーソンが、チーム練習に復帰した。 サンダーのチームメイトもロバーソンの練習復帰を心から喜んでいるようだ。 『ESPN』のロイス・ヤング記者が、再開後のシーズンが開催されるオーランドのバブル（隔離地域）で行われたチーム練習後のサンダーの選手とコーチの声を伝えている。
司令塔のクリス・ポールは「最高の出来事だ。僕が他のチームにいた頃から、ドレ（ロバーソン）はサンダーのストッパーとして活躍していた」と、ロバーソンのチームへの貢献度を讃えた。 また、ビリー・ドノバンHC（ヘッドコーチ）は、「彼は非常に良く動けていた。彼が再びプレイする姿を見られたのは素晴らしいことだ。彼が戻ってくれて嬉しいよ。だが、来週も練習を続けたうえで、彼がどれだけ良い状態になるかを見る必要がある。今日の練習で、彼は全てのメニューに参加したよ」と、ロバーソンの練習復帰を歓迎しつつも、慎重に状態を確認したいという考えを示した。 さらに、自身も大きな怪我を負った経験を持つチームメイトのダニーロ・ガリナーリは「彼はとても頑張っている。僕は、大きな怪我をした後にプレイすることの意味を知っているから、彼の復帰がとても嬉しいんだ。彼は、喜びとエナジーをチームに運んでくれる。彼がチームと共にいることを嬉しく思っている」とコメントしている。 『NBC Sports』のカート・ヘリン記者が、「ロバーソンが最後にプレイした2018年1月17日（同18日）の試合で、彼は5得点しか決めなかったが、25分間の出場でプラスマイナスは＋32という高い数字だった。これは、彼がディフェンスでどれだけチームに貢献しているかを表す数字だ」と記すように、負傷する以前、ロバーソンはその守備能力を高く評価されていた。 再開後のシーズンでロバーソンが長時間プレイする可能性は低いと思われるが、再びコートに立つロバーソンの姿をファンは心待ちにしているはずだ。