クレイ・トンプソン、同僚が来季復活を確信「リーグ最高のSGだと証明したがっている」

ゴールデンステイト・ウォリアーズのダミオン・リーが、リハビリに励む同僚クレイ・トンプソンの姿に感銘を受けたと『NBC Sports』のポッドキャスト番組『Runnin' Plays』で明かしている。 「クレイと僕は以前、前十字靭帯断裂からのリハビリについて何度か話をした。彼はいつもジョークを飛ばしていたよ。『これをどうやって2度も乗り越えたんだ? こんなにやらなきゃいけないことがたくさんあるのに』ってね」

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チーム所属2年目を迎え、49試合に出場して平均12.7得点、4.9リバウンド、2.7アシストをあげたリーは、ドレクセル大時代の2013年に右膝前十字靭帯断裂、Gリーグのメイン・レッドクローズでプレイしていた2016年にも左膝前十字靭帯断裂と試練に直面しながら、2017-18シーズンに25歳でNBAデビューを勝ち獲った苦労人だ。そしてトンプソンは、昨年6月のNBAファイナル第6戦で左膝前十字靭帯を断裂し、今シーズンを全休した。7月10日に公開された同番組で、リーは巻き返しに燃えているトンプソンの様子を説明している。 「クレイが何をしてきたのか知っている分、コートに戻ってこようとしている姿を見るのはクールだよ。彼は自分がリーグ最高のシューティングガードだと証明したいと思っている。心にもゆとりがあるし、プレイする準備はできていると思う。クレイは静かで控えめなタイプだけど、声を上げて発する言葉には大きな影響力がある。クレイを慕う若い選手たちにとっても、彼の復活は大きな一歩なんだ」 2011年の入団からウォリアーズ一筋のトンプソンは、地元ファンからも絶大な人気を誇る。ステフィン・カリーと“スプラッシュ・ブラザーズ”を形成し、2015、17、18年とチャンピオンリングを手にしてきた。 そのなかでトンプソンが大怪我を負い、今季序盤戦でカリーも左手骨折で長期離脱を余儀なくされたため、ウォリアーズは今季リーグ最下位(15勝50敗)に沈んだ。7月30日(日本時間31日)に再開されるシーズンにも参加しないため、各自は来シーズンに照準を絞っている状態だ。 キャリア平均19.5得点、歴代18位の通算3ポイント成功数1798本を誇るトンプソンの復活が、ウォリアーズ復権の第一歩になるのは間違いない。

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