ヒートのバム・アデバヨ、守備のポテンシャルに関係者が太鼓判「1、2年以内にトップになる」

マイアミ・ヒートのバム・アデバヨはNBA3年目の今季、オールスター初出場を果たすなどブレイクを果たした。周囲の予想を超える成長曲線を描くなか、2年以内に最優秀守備選手賞の最右翼になると関係者は太鼓判を押している。 『The Athletic』のジョン・クロシュンスキー記者とジョシュ・ロビンス記者はシーズン再開を前に、「リーグ最高のディフェンダーは誰か?」をテーマとして、NBAのヘッドコーチとアシスタントコーチ計33名に匿名でアンケートを実施。オールディフェンシブ1stチームと2ndチーム(各ガード2名、フォワード2名、センター1名)、最優秀守備選手はトップ3を選ぶ形式で投票が行われた。

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ルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)とヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が最多ポイントを集めたなかで、ヒートのアデバヨはオールディフェンシブ1stチーム2票、2ndチーム12票を獲得し、PJ・タッカー(ヒューストン・ロケッツ)と並ぶ9位タイの14ポイントだった。最優秀守備選手部門でも2位票、3位票をそれぞれ一つずつ獲得。「ジョエル・エンビードが故障がちの恩恵を受けた可能性はある」とクロシュンスキー記者とロビンス記者は指摘したが、あるコーチは「1、2年以内に彼はこのリストのトップになる」と将来的なアデバヨのタイトル受賞に太鼓判を押しているという。 今季65試合に出場しているアデバヨは、平均16.2得点、10.5リバウンド、5.1アシスト、1.2スティール、1.3ブロックを叩き出している。個人のディフェンス貢献度を示す「Defensive Real Plus Minus」でもリーグ21位(パワーフォワード部門ではアデトクンボ、ジョナサン・アイザックに次ぐ3位)にランクインしており、すでに出場権を獲得しているプレイオフでヒートが成功を収めるためには、22歳の成長株の活躍が不可欠なのは間違いない。 NBAは7月30日(日本時間31日)、フロリダ州オーランドでシーズンを再開予定。カナダを拠点とするトロント・ラプターズを除く21チームは、7日(同8日)から3グループに分かれて現地入りする方針で、リーグ戦再始動に向けて本格的に動き出している。

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