リーグのシーズン再開案に対して否定的な意見を述べていたロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードがフロリダ州オーランドで再開するシーズンへの参加を表明したことについて、チームメイトのダニー・グリーンが記者団とのZoomによるオンライン会見で「嬉しく思う」と述べたと、『Clutch Points』のライアン・ワード記者が報じた。
「彼がチームにとってどれだけ大切な存在であるかはみんなが知っていると思う。ほかの選手についても同じことが言えるが、彼が重要なピースであることは間違いない。エイブリー（ブラッドリー）が参加しないと聞いてショックだったけど、チームには優秀な選手がまだたくさんいる。経験豊富な選手がね」 「ドワイト（ハワード）は試合中に良い流れを作り出す優秀な控え選手だ。特にペイントエリアでの守備力には助けられていたよ。僕は彼が参加を表明してくれたことを嬉しく思う。チームメイトたちと再開されるシーズンに参加することにワクワクしているよ」 主にディフェンス面でチームに貢献するハワードが参加を表明したことはリーグ優勝を狙うレイカーズにとって朗報と言えるだろう。守備職人のエイブリー・ブラッドリーの不参加はレイカーズにとって痛手となるが、チームは代わりにシャープシューターのJR・スミスと契約している。 2012-13シーズンにレイカーズに在籍していたハワードは、昨年11月から古巣へと復帰。控え選手として今季62試合に出場し、平均7.5得点、7.4リバウンド、1.2ブロックをマークしている。 ディフェンス面でチームに貢献しているビッグマンが、再開後のシーズンでチームの重要なピースとなることは間違いないだろう。現在ウェスタン・カンファレンス首位（49勝14敗）で、プレイオフ進出をすでに確定させているレイカーズは、7月30日（同31）にシーディングゲーム（再開後の8試合）1戦目を同2位のロサンゼルス・クリッパーズと戦う予定だ。