中断期間中に特訓を積んだ八村塁を、地元記者がウィザーズのキーマンに選出

イースタン・カンファレンス9位でシーズン再開を迎えるワシントン・ウィザーズがプレイオフに進出するためのキープレイヤーとして、若手の八村塁とトロイ・ブラウンJr.が注目を集めることになるかもしれない。 『NBC Sports Washington』のチェイス・ヒューズ記者によると、シーズン中断中にロサンゼルスの自宅にいたという八村は、ウェイトトレーニングや、コーチやトレーナーによるZOOMを使った遠隔ワークアウトでトレーニングを続けたものの、常時バスケットボールを練習できる環境ではなかったようだ。しかし、チームの練習場が開放されて以降は、八村は担当コーチのコーリー・ゲインズAC(アシスタントコーチ)と共に、特にアウトサイドシュート、ボールハンドリング、コートビジョンに重点を置いて熱心に練習をしてきたという。

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シーズン再開に向けた手応えについて、八村は「かなり練習したので、スリーポイントシュートに自信が付いてきた。コーチのおかげで色々なテクニックを学べているおかげで、自信が付いて、プレイも向上しているのだと思う。僕たちにはプレイオフに進出するチャンスがあると思う。この機会を得られたことに興奮している」とコメントしたと、ヒューズ記者は伝えている。 一方、八村の1年先輩にあたるブラウンJr.は、シーズン中断中に食生活を見直して体を絞り、体の動かし方を改善させることに成功したようだ。ヒューズ記者によると、ブラウンJr.は「パスを阻止するための手を上げつつ、横にスライドする動きを練習した。相手の動きに素早く反応し、クイックにスライドする動きを体に覚えさせたんだ。個人的には、この中断は精神的に良い休暇になったし、気持ちを切り替える良い機会になったと感じている。それに、通常ならできなかったような体質改善にも着手できた」と、シーズン中断が本人にとってプラスに働いたことを強調していたそうだ。 2019年のNBAドラフト1巡目全体9位指名でウィザーズに入団した八村は、今シーズンは41試合に出場して1試合平均13.4得点、6リバウンド、1.7アシストを記録。2018年のNBAドラフト1巡目全体15位指名のブラウンJr.は、1試合平均9.7得点、5.3リバウンド、2.3アシストを記録している。彼ら若手2人が、再開後のシーズンへの不参加が決まっているダービス・ベルターンスとジョン・ウォールの穴を埋めることができれば、ウィザーズがプレイオフに進出する可能性は広がるはずだ。

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