新型コロナウイルスの感染が判明し、自主隔離生活をしているブルックリン・ネッツのスペンサー・ディンウィディーが、現在の病状について、自身のツイッターで以下のように報告した。 「10日目の病状:起床時に起こる副鼻腔圧が原因の頭痛は徐々に治り始めているが、少し自転車をこぎ過ぎたため、目まいと倦怠感を感じている。でも、明日の検査で陰性と判定されたら、火曜日(日本時間7月7日)からコートでのプレイが許可されるはずだ」
27歳のディンウィディーは、2014年のNBAドラフト2巡目全体38位指名でデトロイト・ピストンズに入団し、一時はDリーグ(現在のGリーグ)でのプレイも経験した苦労人だ。ネッツに入団後からメキメキと頭角を現し、今シーズンは64試合に出場して(うち49試合に先発)、1試合平均20.6得点、3.5リバウンド、6.8アシストを記録し、ケビン・デュラントとカイリー・アービングを怪我で欠くチームを支える活躍を見せた。 ディンウィディーが再開後のシーズンに参加するかどうかはまだ明らかになっていないが、もし彼が不参加になると、すでに不参加を表明しているディアンドレ・ジョーダンとウィルソン・チャンドラーに加え、デュラント、アービング、ディンウィディーといった得点源を欠くネッツは窮地に追い込まれるだろう。 イースタン・カンファレンス7位のネッツ(30勝34敗)は、8位のオーランド・マジックとはわずか0.5ゲーム差で、9位のワシントン・ウィザーズとは6ゲーム差でシーズン再開を迎える。