ブルックリン・ネッツのスペンサー・ディンウィディーとディアンドレ・ジョーダンが6月29日(日本時間30日)、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことが分かった。 『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によれば、新型コロナウイルス感染が発覚したディンウィディーは「チームメイトと一緒にプレイする準備はできていた。ニューヨークで検査をクリアし、最初の1週間は練習にも参加できていた。でも、残念ながら陽性反応が出てしまった。発熱や胸部に圧迫を感じる症状を経験しているので、オーランドに行けるかは不透明だ」と語ったという。現在は自主隔離中で、2週間後に再検査を受ける見込みになっている。
また、ジョーダンは同日に自身のツイッターで感染を報告。オーランドで再開されるシーズンの不参加も表明した。 カンファレンス7位(30勝34敗)のネッツは、リーグ中断時にもケビン・デュラントら4選手が感染。カイリー・アービング、デュラント、新人のニコラス・クラクストンが故障、ウィルソン・チャンドラーが家族のために残りのシーズン不参加がすでに決まっている。 今季控えセンターとして平均8.3得点、10.0リバウンドを挙げているジョーダンの不参加決定に加え、チーム2位の平均20.6得点、6.8アシストを記録するディンウィディーも感染でプレイできない可能性が浮上し、プレイオフ進出に黄信号が灯っている。 NBAは7月末からフロリダ州オーランドでシーズンを再開させることが決定。参加する22チームは6月23日(同24日)から全選手、スタッフの検査を1日おきに行い、集中開催地へ移動する2日前からは毎日の検査が義務付けられている。