レイカーズがJR・スミスと契約目前 レブロン・ジェームズと2年ぶりのタッグ形成か

ロサンゼルス・レイカーズは、フリーエージェントのJR・スミスと正式契約が目前だという。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。 レイカーズでは、今季49試合(うち先発44試合)に出場して平均8.6得点、2.3リバウンド、1.3アシストを記録していたエイブリー・ブラッドリーが6月23日(日本時間24日)に再開後のシーズン不参加を表明。6歳の長男リアムくんが呼吸器系の病気が回復しづらく、8月末以降もNBAの“バブル”(隔離地域)に来ることが難しいためだと明かしていた。

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スタメンの一角を担っていたブラッドリーの不参加により、シューティングガードはチームで唯一全試合に出場しているケンテイビアス・コールドウェル・ポープが“繰り上がり”で代役一番手へ。そのなかで、今年2月にレイカーズのワークアウトに参加していたJR・スミスが獲得候補に浮上していた。 ロブ・ペリンカGM(ゼネラルマネージャー)とスミスの代理人を務めるリッチ・ポール氏は6月23日から会談しており、契約交渉は29日(同30日)に詳細を詰める段階へ突入。ウォジナロウスキー記者は、「正式契約に障害はない」という関係者のコメントを伝えている。 34歳のスミスは2018年11月を最後にNBAでプレイしていないが、キャリア通算15年で計971試合に出場して平均12.5得点、3.2リバウンド、2.1アシスト、歴代13位の3ポイント成功数1929本、3ポイント成功率37.3%をマーク。ニューヨーク・ニックス時代の2013年には最優秀シックスマンに輝き、2014~18年にはクリーブランド・キャバリアーズでレブロン・ジェームズ(現レイカーズ)と共闘して、2016年の優勝にも貢献している。 NBAはフリーエージェントと契約可能な期間が7月1日(同2日)まで。カンファレンス首位(49勝14敗)でシーズン再開を迎えるレイカーズにとって、レブロンと気心知れた仲のスミスが加われば心強い存在となりそうだ。

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