インディアナ・ペイサーズのマルコム・ブログドンが、新型コロナウイルスに感染していることが明らかになった。ペイサーズの公式サイトを通してブログドンは以下の声明を発表し、体調には問題がないと強調している。 「最近、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことで、今は隔離されている。体調は良く、順調に回復しているところだ。そして、NBAのシーズン再開、プレイオフに向けてオーランドでチームに合流する予定だ」
昨年7月に、ミルウォーキー・バックスから複数のドラフト指名権との交換でペイサーズに加入したブログドンは、キャリア4年目の今季ここまで48試合に出場し、平均16.3得点、7.1アシスト、4.7リバウンドと攻守にわたり躍動。TJ・ウォーレン、ドマンタス・サボニスと共に中心選手としてチームを牽引していただけに、再開するシーズンへの参加に問題がないことはペイサーズにとって朗報だ。 攻撃の起点として不可欠なブログドンであるが、隔離期間を経るため、フロントとしては他の選手以上にコンディション調整と起用法に最新の注意を払う必要が出てくるだろう。 ペイサーズは39勝26敗でイースタン・カンファレンス5位につけており、プレイオフ1回戦のホームコートアドバンテージを争う同4位のマイアミ・ヒートを2ゲーム差で追いかけている。