現在39歳のパウ・ガソルは今シーズン、ポートランド・トレイルブレイザーズで開幕を迎えたが、足の故障で1試合もプレイすることなく11月にチームを離れた。その後は所属先がない状況が続いているが、来年に開催延期となった東京五輪に出場するべく、2020−21シーズンも現役続行を目指す意向を改めて示したと『AP通信』のテイルズ・アッツォーニ記者が伝えている。 「感触は良い。回復するための時間はまだ多くある。走ったり、ジャンプできるようになったら、再びバスケットボールをプレイするために足と骨が強化されたか、より多くの情報を得られるだろう」とコンディションについて語るガソルのコメントをアッツォーニ記者は紹介。 また、同氏はガソルが「もし、足の状態に問題がなければ、NBA、もしくはヨーロッパでもう1年プレイしたい。最後のシーズンがレイカーズだったら魅力的だ。バルセロナも魅力的だね。ただ、何がベストなのか、その時がきたら現実的な可能性を見ないといけない」と語り、可能ならば古巣への復帰を望んでいるとした。 ガソルにとってバルセロナは、メンフィス・グリズリーズでNBA入りする前にプロデビューを果たしたチーム。レイカーズには2008〜14年にかけて在籍し、その間に2度NBAチャンピオンに輝いている。