ベン・シモンズ、人種差別問題を巡り大統領非難「彼の行動と冷酷な言葉は意気地なし」

アフリカ系アメリカ人ジョージ・フロイド氏は5月25日(日本時間26日)、ミネアポリスで警官に手錠で拘束された際、無抵抗だったにもかかわらず白人警官に膝で首を圧迫され続け、のちに死亡した。この事件が新たな人種差別問題の火種となり、各地で大規模な抗議デモに発展して大きな社会問題と化している。 ドナルド・トランプ大統領は6月1日夜(同2日)にホワイトハウスで演説。「もし市や州が住民の生命と財産を守るために必要な行動を拒否するなら、合衆国軍を投入して、代わりに問題を速やかに解決する」と主張し、事態の鎮静化に陸軍の投入も辞さない姿勢を示した。演説前には、ホワイトハウス前のラファイエット公園広場でデモ活動に参加していた人々に対し、機動隊が催涙ガスや閃光弾などを使って強制退去させたことも波紋を呼んだ。 “キング”ことロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、死亡事件発覚後に「アメリカはなぜ俺たちも愛してくれないのか?」とツイートし、SNSに「I can’t breathe(息ができない)」と書かれたTシャツを着ている写真を投稿するなど、警察官の差別的な行動に異議を唱えていたが、トランプ大統領の言動をNBA選手たちが次々と非難している。 フィラデルフィア・76ersの大型司令塔ベン・シモンズは、「リーダーのあるべき姿じゃない。彼の行動と冷酷無情な言葉は意気地なしだ。憎しみのメッセージを許しちゃいけないし、愛と思いやりによって生まれる団結と平等の真のゴールから目を逸らしちゃいけない。みんな全員愛している。気をつけて」とツイート。続けて、「明確な意見を言わせてもらうよ。僕は常に平等と団結のために戦う。たとえ僕のファンだとしても、同意できないのならあなたに味方であってほしくないし、必要ない」と投稿して訴えた。 また、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズのエースであるブラッドリー・ビールは、インスタグラムに「この国で黒人の暗殺を黙って見過ごすことはもはやない。警察による職権乱用は受け入れない。差別的な発言をし、人種への思いやりやリスペクトの欠如した政府首脳は受け入れない。俺たちはもう黙ってドリブルなんてしない」と思いを綴った。 新型コロナウイルスの感染拡大による混乱が収まり始めたと思われた最中、浮き彫りとなった人種差別問題にNBA選手たちも強い意思表示を行っている。

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