NBAでは現在、どのような形式で中断しているシーズンを再開するのか、その議論が大詰めの段階にきている。『ESPN』は再開のプランについて、NBA全30チームのGMを対象にアンケートを行い、その結果を報じた。 報道によると、過半数となる16人はリーグ中断時点での成績を基にしたプレイオフからの再開を望んでいるようだ。また、そうなった場合におけるプレイオフでのシード権は、通常通り東西のカンファレンスに分ける方式が16票と、カンファレンスの区別をしない案を上回っている。 直接プレイオフから再開するという案以外では、全30チーム参加によるレギュラーシーズン実施後、プレイオフ出場権を争うトーナメントを行うものに8票。残りのレギュラーシーズンを省き、プレイオフのシードをめぐるトーナメント、またはグループステージ方式の導入に5票。そして、全30チームでレギュラーシーズンを消化後、プレイオフを開催するという通常のパターンは1票という結果だった。 トーナメントで争うプレイオフ出場権に関しては、第7シードと第8シードとするのが13票、第8シードのみが9票。プレイオフ出場枠が拡大する場合の妥当なチーム数としては、20チーム案が15票、24チーム案が7票を集めた。 そしてレギュラーシーズンからの再開となれば、30人中18人が76試合制(各チーム9〜13試合)ではなく、72試合制(各チーム5〜9試合)の採用を望んでいることが今回のアンケートで明らかとなっている。