クリーブランド・キャバリアーズのラリー・ナンスJr.が、中断中の今シーズンを再開する重要性について『ESPN』とのテレビ会議で言及した。同メディアが5月12日(日本時間13日)に報じている。 新型コロナウイルスの影響で現在2カ月にわたり中断されているNBAのシーズンが再開されたとしても、イースト最下位に沈むキャバリアーズがプレイオフに駒を進めることはないだろう。ただ、今季好成績を残すチームのスター選手が抱くであろう気持ちに、ナンスJr.は共感を示した。 「俺たちは今季の優勝を果たせる立場にないが、もしヤニス(アデトクンボ)、レブロン(ジェームズ)、カワイ(レナード)のように優勝候補チームの選手だったとしたら、リーグの完全中止にはかなりの怒りを覚えるだろう」 「競争が激しいこのリーグでは、優勝するチャンスが到来することはまれだし、それらチームに所属する選手の貴重な1年が費やされてしまうからね」 先週から使用が許可されたキャバリアーズの練習施設でワークアウトを再開させたナンスJr.。自身はシーズン再開に向け、コンディションを最高の状態に保つためにできる限りのことをしていると同メディアに語っている。