「ジョーダンとプレイするのは苦痛だった」ウィザーズOBのスタックハウスが共闘時代を回顧

1995年から18シーズンにわたりNBAでプレイしたジェリー・スタックハウスが、マイケル・ジョーダンと共に過ごしたワシントン・ウィザーズでの2002-03シーズンが苦痛であったことを、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者のポッドキャスト番組「The Woj Pod」で明かした。 2002年、ジョーダンがキャリア最後の2シーズンを過ごしたウィザーズにトレードされたスタックハウスは、ジョーダンとチームメイトだった当時の心境を以下のように語っている。 「僕はできることならジョーダンと同じチームでプレイしたくなかった。彼のようなアイドルとの共存は難しかった。当時、僕は引退を目前にしていた彼よりも優秀な選手だと思っていたが、それでもチームはマイケル・ジョーダンを中心に回っていた。当時のウィザーズはジョーダンの要望をすべて受け入れていたからね。(2002-03)シーズン開幕当初は上手く機能していたけど、彼は僕が中心となるオフェンスに不満を抱いていた。そして彼は、彼のポストでのアイソレーションを中心としたオフェンスをチームに要求した。もちろんチームはそれを受け入れたさ。僕はそのシーズンを全く楽しめなかった。思い描いていたマイケル・ジョーダン像と彼への敬意が少しずつ崩れていってしまったよ」 ウィザーズにトレードされる前に在籍していたピストンズでは、2シーズン連続でオールスターに選出されていたスタックハウス。当時選手として最も重要な時期を過ごしていただけに、“神様”ジョーダンの存在は目の上のたんこぶだったようだ。

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