レイカーズのレブロン・ジェームズ「このままシーズンが中止になったら心の整理がつかない」

NBAがシーズン中断してから1カ月近くが経った。新型コロナウイルスの収束の目処が立たないことから、アダム・シルバー・コミッショナーは「5月上旬にならないと、シーズンを再開するかどうかの判断は下せない」とコメントしており、一部では「このままシーズン中止になるのでは」という憶測も飛んでいる。 『NBCSPORTS.COM』のジャック・マローニー記者によると、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは4月8日(日本時間9日)に行われた合同電話インタビューで「もし、このまま2019-20シーズンを終えることができなかったら、心の整理をつけることができないだろう」と語ったようだ。 1947年以降、毎年必ずチャンピオンを決めてきたNBAにとって、今年のケースは文字通り緊急事態だ。今までにも、怪我や誤審によって思わぬ結果になることは度々あったが、それでもNBAは必ず“勝者”を決めてきた。 もし、このままシーズンが中止になった場合、「どのチームがNBAファイナルで対戦し、どのチームが優勝したか」というシミュレーションや議論は尽きないだろう。ファンやメディアにとっては、それはひとつの話の種になるかもしれない。だが、選手にとっては生活が掛かった重要な問題だ。彼らは、優勝というゴールに向けて日々切磋琢磨している。そのゴールが奪われることは、選手にとって大きな打撃であり、それはすでに3つのチャンピオンリングを持つレブロンといえど例外ではないようだ。

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