『Page Six』のサラ・ネイサン記者によると、ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントが新型コロナウイルスの陽性と診断された前日に、デュラントと一緒にパーティーを過ごした大物ラップ歌手のドレイクが、トロントにある自宅マンションで自主隔離をしているそうだ。 デュラントとドレイクが一緒に過ごしたのは、ロサンゼルス・レイカーズと試合をするためにネッツがロサンゼルスを訪れた時だ。アキレス腱断裂からの復帰を目指しているデュラントは試合には出場しなかったが、チームに帯同してロサンゼルスを訪れ、ウェスト・ハリウッドにある『Nice Guy』という人気のナイトスポットでドレイクとパーティーを楽しんだ。 今週に入ってカナダのジャスティン・トルドー首相がアメリカ国民の入国を禁止すると発表し、さらに3月18日(日本時間19日)には、アメリカのドナルド・トランプ大統領とトルドー首相が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために両国間の不必要な往来を一時停止するという共同声明を発表した。自主隔離中のドレイクは、自宅のバスケットボールコートで撮影した映像の中で「どれだけ先のことになるか分からないけれど、これが俺の次の人生だ」とコメントしているが、彼が自宅を離れられるのは、もうしばらく先になりそうだ。 ネッツによると、新型コロナウイルスの陽性反応が出た4選手のうち症状があるのは1名だけだが、「4選手全員が隔離されており、チームの医師による処置を受けている」とのことだ。