ロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンは、ユタ・ジャズのルディ・ゴベアが新型コロナウイルス感染によって批判されていることに異議を唱えた。NBAは、結果的にゴベアの感染が分かったあとでシーズン中断を発表。さらに彼が感染前の記者会見でメディアのマイク、レコーダーをわざと触る軽率な行為をしたことが判明したことにより、非難に拍車がかかっていた。 『Bleacher Report』の取材にグリーンは、「ここまで彼が激しく批判されるべきとは思わない」と語る。 「これは彼だけでなく他の人にも起こり得ることだ。NBAの誰かが感染し、それが僕たちへの警鐘となるものだったんだ。感染の拡大防止は、バスケットボール界に限らず世の中全体で真剣に取り組まないといけない。もしルディが感染していなかったら、今の状況にならなかったというわけではない」 グリーンの言う通り、ゴベアが感染しなくてもいずれNBAの選手、関係者の誰かが感染していた可能性はある。もちろんゴベアを含め感染者が増えることは望んではいないが、結果的にこの一件によって防止策への意識が世の中を通して、より高まったと言えるだろう。