昨夏サイン&トレードでマイアミ・ヒートに加入したジミー・バトラーが、昨シーズン所属していたフィラデルフィア・76ersを去った理由を明かした。 3月11日(日本時間12日)、76ersでの元チームメイト、JJ・レディックのポッドキャスト番組に出演したバトラーは、チームにおけるブレット・ブラウンHCの立ち位置に問題があったと語っている。 「難しいものだった。選手として、人として、誰があのチームにおけるリーダーであり、監督者だったのかがまったく分からない状態で、それは自分にとってとても重要なことだった。練習、試合において何を想定すればいいのかよく分からなかったんだ」 またバトラーは、関わった人の詳細は明らかにしなかったが、自分について行われたとされる会議がチームを去る理由になったと答えている。 「自分がチームに戻らなかった最大の理由は、チームのなかで『ジミーをコントロールできるのか? もしできるのなら彼をチームに残留させることを考える』というような会話があったから。それに対して俺は『そんなこと気にする必要はない。俺をコントロールなんて誰にもさせない』って感じだった。大人を操作しようとするなんて馬鹿げているし、そんなチームこっちから願い下げだってね」 バトラーが加入したヒートは今シーズン好調を維持しており、41勝23敗でイースタン・カンファレンス4位につけている。