3月8日(日本時間9日)、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズは、本拠地キャピタルワン・アリーナでマイアミ・ヒートと対戦した。八村は40分プレイしたものの、0点、6リバウンド、3アシストにとどまっている。チームも第4Q終盤に突き放され、89-100で敗れた。試合後、八村が囲みインタビューに応じた。 ――最後の最後で突き放されてしまいました。 八村:前半と第3クォーターはしっかり持ちこたえたんですけど、第4クォーターで相手のシュートが決まって、僕らがシュートを決められない状況が続きました。 ――相手のディフェンスが良く、終盤のディフェンスで苦しみました。 八村:そこもあったんですけど、(こちらの)ディフェンスで何回かタフショットを決められて。そこで差がついてしまったなと。 ――パワフルなバム・アデバヨとのマッチアップについては? 八村:大きくて素早く、身体能力のある選手。(チームとしても)ディフェンスがいいので、そういう部分でも苦労したと思います。 ――明後日はニックス戦です。 八村:どうしても勝たないといけない試合だと思うので、もう1回切り替えてやらないといけないなと。 ――他の選手のシュートタッチが良くない中、自分の攻撃を振り返って。 八村:自分のシュートやプレイをしっかりやらなければいけないと思います。ただ、あまり今それができていないので、自分で考えてやらないといけないです。 この試合、0点に終わるなど直近3戦で平均4.7点とオフェンス面で精彩を欠く八村だが、そんな彼をルーキーながら一貫性のあると評価しているスコット・ブルックスHCは、「彼はたとえ出来が悪くても、次の試合で復活することができる。今日はダメだったけど、次の試合で挽回するチャンスがある」と次戦での復活に期待を寄せている。 23勝40敗でイースタン・カンファレンス9位のウィザーズは、10日(同11日)にホームでニューヨーク・ニックスと対戦する。