ワシントン・ウィザーズの八村塁が、世界中で猛威を振るう新型コロナウィルスについて言及した。 3月3日(日本時間4日)のサクラメント・キングス戦前に記者会見に応じた八村は、コロナ対策について問われると、「いつでも使えるように、消毒のペーパーをカバンとかいろんなところに入れています」と明かした。日本でコロナウィルスに苦しんでいる人へのメッセージを記者から求められると、「僕も状況が分からず、家族から聞いているくらいなんですけど、学校が休みになったりというのは今までにないこと。みんなで一緒になって手洗い・うがいをするとか、一人ずつが気を付ければ(ウィルスが)広がらないと思う。オリンピックのためというわけではなく、日本のためにやっていってほしいと思います」と語った。 現在、アメリカでも新型コロナウィルスの感染者が増えつつあり、先日にはNBAが各チームに対して、ハイファイブの自粛や、サインを求めるファンが差し出すペンやボールなどに触れないといった対策を記したメモを渡したと報じられている。 選手では、ポートランド・トレイルブレイザーズのCJ.・マッカラムが地元オレゴン州で感染者が出たことを受け、状況が改善するまではサインをしないことをツイッターに投稿している。