ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地2月1日、左手骨折でリハビリを続けているステフィン・カリーの回復状況をアップデート。4週間後に再チェックを行い、3月中の復帰を目指すと発表した。 NBAキャリア11年目のカリーは、開幕3試合で平均24.0点、5.0リバウンド、6.7アシスト、フリースロー成功率100%という好スタートを切った。しかし、昨年10月30日のフェニックス・サンズ戦、前半終了間際にアーロン・ベインズとケリー・ウーブレイJr.と交錯しながら激しくフロアに落下。左手を負傷して交代を余儀なくされ、後に骨折と発表された。 同11月1日にロサンゼルス市内の病院で手術を実施。カリーは数週間ロサンゼルスに残り、骨をつないでいた固定用のピンを取り除く手術を受けた後に、ようやくギプスを外した。12月下旬からオークランドに戻ってリハビリをスタートさせ、すでにチームに合流して調整のギアを上げている。 復帰時期が注目されるなか、ウォリアーズは公式ツイッターで回復状況をアップデート。リハビリは順調に進み、コート上での練習メニューも増えていると前置きしつつ、「4週間後に再チェックを行う」と発表した。球団としては、3月中の復帰を見込んでいるという。 少なくともあと1カ月は欠場することになるが、『Sports Illustrated』のベン・ピックマン記者によれば、カリーはシュート練習の負荷を上げている段階。2月に予定されている11試合を欠場し、3月初旬に復帰した場合、シーズン残り22試合に出場できる可能性がある。 ウォリアーズのツイートに対しては、ファンから「迅速な回復を祈っている」「カリーがコートに戻ってくるのを待ちきれない」と待望論が起こったほか、「残りのシーズンは休むべきだ」「来年のカリーに期待する」と復帰に慎重な姿勢を示す声も少なくなかった。