日本時間1月23日のサンアントニオ・スパーズ戦で、17連続得点を含む22得点と圧巻のNBAデビューを飾ったニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソン。周囲からの大きな期待を背負う将来のスター候補生に、現リーグMVPであるミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボがアドバイスを送った。 現地1月24日(日本時間25日)に開催されるリーグ史上初の「NBA Paris Game 2020」出場のため、現在フランスのパリに滞在するアデトクンボだが、ザイオンのデビュー戦をハイライトで確認したとし、「彼はビーストになる。すべての人がそうなると信じているよ。まずは毎日一歩ずつステップを踏まなければいけない」と賛辞を送ったと『AP通信』が報じている。 続けてアデトクンボは「連続で17得点挙げるのを見たけど、本当にすごいね。彼が活躍できて僕も嬉しい」と語り、「彼はタフな選手だ。僕からアドバイスを送るなら、焦らずに健康体を維持して努力を続けること。痛めている膝にスリーブをつけているのを何度か見たけど、とにかくプロセスを急がないことが大事だ」と膝の怪我でシーズン前半戦を欠場した怪物ルーキーにNBAの先輩としてアドバイスを送っている。 スパーズ戦では試合残り5分23秒でベンチに下がると、観客から「ザイオンが見たい!」とのチャントが上がるなど、ザイオンにかかる期待は日に日に大きくなっている。リーグ屈指のハードワーカーとして知られるアデトクンボの助言を胸に、ドラ1ルーキーはそのプレッシャーを跳ね除けることができるのか、今後もそのプレイに注目したい。