現在、ミルウォーキー・バックスは39勝6敗でリーグ全体1位を独走している。 その好調バックスを支える中心選手のヤニス・アデトクンボは、『The Athletic』のマイケル・リー記者のインタビューで、レギュラーシーズンの中間地点を折り返しても衰えを知らないチームの勢いについて「俺たちが倒せないチームは、このリーグの中には存在しないと思う」とコメントした。 その自信を裏付ける要素として、アデトクンボはチーム全体が正しい意識（マインドセット）を共有している点を挙げた。 「俺たちは集中力を切らさないことを意識している。そのおかげで、俺たちはチーム全体で勝利の文化を作り上げることができているんだ。俺たちは試合の時間が来たら気持ちを切り替えてコートに向かって、勝利を掴み取る。俺たちは試合に勝つことだけに集中し、全ての試合で勝つために正しいプレイをしているだけだ。そして、今のところは、その目標通りにプレイできている。俺たちは一度も止まったことがないんだ。俺たちは常に謙虚な気持ちでプレイしているし、ハングリー精神を失っていない。そして、絶えず良いバスケットボールをプレイすることを心掛けている。俺たちは、いつも『もっと良いプレイをしよう』という意識を持っていて、そのやり方が今のところは上手く機能している」 このアデトクンボの言葉の通り、現在バックスはエフェクティブ・フィールドゴール成功率でリーグ1位（55.6%）、ディフェンス効率でリーグ1位（0.991）という完成度の高いプレイを続けている。 また、エースのアデトクンボも1試合平均30得点、12.8リバウンド、5.5アシスト、1.1アシストと絶好調で、2年連続でシーズンMVPを受賞する勢いだ。